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これからの「はたらく」を障害者と創る。~あわじ創業手帳Vol.2~

「うちは、ただのしいたけ工場ではないんです。
これからの【はたらく】を障害者と創る工場なんです。」

そう話してくださるのは森の木ファーム株式会社 事務長 松本 守史さん

京都大学を卒業後、国家公務員を経て
障害者福祉の世界に移ったという経歴。
取材からこの仕事に対する、明確で強い意思を感じました。



松本さん












森の木ファームは、約30人の障害者を雇用する椎茸工場。
一日平均約500kg、パックに換算すると4000パック分の菌床椎茸を収穫し
京阪神のスーパーを中心に出荷しています。
訪問時も収穫~パック詰め~箱詰めの作業を非常にテンポよく行われていました。



森の木ファーム3












「収穫は特別難しい作業ではありませんが、立ちっぱなしで6時間作業が続きます。
他にもいくつか作業がありますが、どれも楽な作業ではありません。」

「従業員のほとんどは、他の企業で働くことが困難だった障害者の方です。
初めは慣れるのに時間がかかりますが、仕事を任されることで
一人一人が責任感を持って作業に取り組み、大きく成長してくれました。」



森の木ファーム2












「しいたけ工場はある程度軌道にのって来ました。今は次のステップへ挑戦中です」

民間企業等での就労を目標に生活面から訓練に取り組む事業所を、昨年2月に開設。
「ここで学んで力をつけた障害者の方を地域に送り出していく事業です。
働く基礎となる生活習慣を整え、作業能力やコミュニケーション力の向上に取り組んでいます。
開所以来すでに5名の方が、民間企業での就労に結びつきました。」

「人口減少が突きつけられている淡路島です。
社会全体で、人材の最適配置を見直さなければなりません。
働く力のある障害者が活躍できる社会に変えていかなければなりません。」



森の木ファーム4












松本さんは福良出身。卒業した障害者の中には、福良の企業に就職した方もいらっしゃるそうです。

「福良は人と人との距離が近いため、話が早く連携がとりやすいですね。
温かい人が多く、突然の提案や相談でもよく話を聞いてくれるので、とても仕事がやりやすいです。
想いを受け止め育ててくれる人が、福良にはたくさんいます。」



≪記事担当者より≫
仕事に必要な3つの要素があると聞いた事があります。
「必要とされること」「愛されること」「褒められること」
全てが、森の木ファーム、福良にはあるのではないかと思いました。

松本さん、スタッフの方々への取材は、障害者雇用の未来を変える可能性と
働くことの幸せを改めて感じられた時間となりました。


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株式会社森の木ファーム
兵庫県南あわじ市賀集八幡字森ノ木48番
HP http://morinoki-farm.com/
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【松本さんよりメッセージ】
森の木ファームは椎茸事業だけでなく、地域の企業と連携して様々な取り組みを行っています。
新しい商品の開発、新しいはたらき方の開発、地域の課題をビジネスで解決していくための仕組みの開発。
自分の事業への想いを明確にして旗を立て続ければ、必ず「何か一緒にやらないか」と言ってくれる人が出てきます。
明確な想いを持ち事業を行っている方が、他にもたくさんいるからです。
こうなってくるとどんどん仕事が楽しくなってくる。
淡路は雇われて働くには恵まれてないかもしれませんが、自分で何か事業を興したい人には宝の島ですよ!

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